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ここでは 『専門的なネタ』 を中心に扱っています。 モノも割と限定的なので、「分かる人にしか分からない」 可能性があります(汗) ※なお、内容に関してはあくまで 『私見』 であることをご了承願います。※
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…え~………、今月は先日に疑問を書き連ねてみましたが、とりあえず今日も一つ。
…と言っても今回は疑問ではなく、カテゴリー通り 『閑話休題』 な感じです。
まあ、これも適当に読み流してもらえれば、と思います。 f(^_^;)



…さて、内容ですが、タイトルの通りです。 (汗)
現状、二つほど論文を読んでみたりしています。
具体的には

・本朝弩考
・鎮守府弩師考

………の二つなのですが、どうも 「鎮守府~」 の内容から、さらにあと二つほど
論文 (?) が、それから当たることになる本も一冊くらい増えるかも、と言った感じです。

これら二つはやはり年代が違うのですが、出版された時期は、大体戦前と戦後です。
(とは言え、単体で出版され、しかも市場にある…と言う訳ではないのですが)
「本朝弩考」 は復刻版があるようですが、どうやらオリジナルは戦前のようですね。

内容を見てみたい……と言う方は、お住まいの都道府県立図書館、もしくは一番大きな図書館で
国会図書館へ複写申し込みなどをすれば手に入れられることと思います。
本当は国会図書館へ直接行ってしまえればいいのでしょうが……、なかなかそうも行きませんし、
何よりどちらにせよ (直接行ったとしても) 複写などは1~2日かかる場合があるようですので、
住んでいる所から申し込みする、と言うのが一番現実的な気がします。
…もっとも、その前に自分である程度の情報を検索・収集などしておくと楽になると思います。
(私もこのパターンでしたので……… f(^^;) )



検索に関しては、こちら ↓ からどうぞ。

国会図書館 ・ NDL-OPAC (国立国会図書館蔵書検索・申込システム)

このうちの 『雑誌記事索引検索 / 申込み』 (上から3番目のボタン) で検索します。

この場合の 『雑誌』 は、いわゆる週刊誌や月刊誌など… ではなく (^^;) 、年報や
会誌などの類 (たぐい) のものです。
それ故 (ゆえ) の論文検索な訳です。 f(^^;;;) (←図書館に行くまで知らなかった (汗) )



なお 「鎮守府~」 は ↑ のシステムで検索しても出ない のですが、私は複写して頂けましたので、
図書館の方に論文複写で申し込みがしたい旨 (むね) を伝えれば、何とかなる……かも
知れません。 (汗)



…………さて、では、今回はこれくらいでしょうか。
果たして今月の更新はこれ二回になるやら、それとも…………? σ(^^;;;;;;;;;)
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…何だかんだで、もう6月も半ばです (_ _;)
ここ数日は雷雨が続いたり、全体的にイマイチな天候続きで水星が出ているはずなのに
見ることができなかったりと、ちょっとストレスの多い状態になってしまっていたりします。 (汗)
……まあ、本来こちらでは書かないような (↑ のような) 内容をあえて? ここで書いて
しまっている、と言うところで、どれほどかは推 (お) し量ってもらえればと思います。 (_ _;;;)

…さておきまして (汗) 、今回はタイトルの通り 『ちょっとした疑問』 の二回目です。
前回は 「カタパルト@投射機」 絡みのネタでしたが、今回は日本の方のネタです。
これも前回同様そうそう答えが出るわけではないのでしょうが、とりあえずまで……。

※今回の疑問は言語学的な部分が大きいのですが、さすがにそこまでは分かりかねます
 ので、基本的に読み流してもらえれば……と思います (_ _;;;;;) ※



………さて、今回は疑問点が2つほどあるのですが、まずは一つ目から………。

日本における弩は、まず隋の煬帝 (ようだい) を撃破した高句麗からの朝貢(ちょうこう) によって
国内にもたらされた旨は 「日本書紀」 にある通りですが、では 『弩』 と言う漢字、それから
その読み方なども、果たしてその時に同時に入って来たのでしょうか。
また、 『おおゆみ』 は、何故そのような訓読 (くんどく) になったのでしょうか。

『弩』 は 前記事 の通り、一般的には四つの読み方が存在している訳ですが、少なくとも
「倭名類聚抄」 を信用し、また 「書紀」 で見られる読みまでを含めるならば、この字の
初期の読み方は 『ド』 『ノ』 『おおゆみ』 になります。
( 『ヌ』 は悩ましい所なのですが、その頃の書物にとりあえず見られない……と言うことで、
 まさにとりあえずですが、除外しました。今後見つかるようなら、ここも修正すると思います。
 なお、 『いしゆみ』 に関しては、 前記事 を参照してもらえればと思います)

読み方についてもうちょっと突っ込むならば、おそらく同時に入って来たのだとしても
「音読み」 でしょうし、となると 「ド」 などのみと考えるのが妥当…と言うことになると思います。
「訓読み」 は、少なくとも一般的には、日本国内で使われるものである……の…でしょうし (汗) 、
となれば、国内で新たに付け加えられた、と言うことも充分考えられるわけです。

先の読み方のうち 『おおゆみ』 が 「訓読み」 に該当する訳ですが、もし上記の通りなのだと
すれば、この読み方は国内に入って来てから、新たに付け加えられたもの……と言うことに
なる訳なのですが、辞書によっては 『弩=おおゆみ= "大弓" に通ず』 と書くものもあり、
…この辺、また書紀などの六国史 (りっこくし) 他の文献の文章などによって二つ目の疑問が
出てきてしまう訳なのですが…、それはとりあえず、この話題をまとめてからにしようと思います。 (汗)

さて、『弩』 と言う漢字、また訓読についての疑問を簡単にまとめるならば、

「 (漢字と読みは) モノと同時に入って来たのか」
「何故、訓読が 『おおゆみ』 なのか」

……と言うことになるのですが、これは上記の通り言語学などに関わる分野ですので、
現状は疑問と、先の通り程度の推測? のみで置いておこうと思っていたりします。



………さて、では、二つ目の疑問ですが、これも何ら確証のないものです。
こちらも単なる疑問と思って頂ければ……。

さて、二つ目ですが、先に疑問点を簡単に言ってしまえば

「入って来たモノは、果たして弩 (手弩) か床弩 (床子弩) か、その両方か」

……と言うことです。

先の通り、辞書などによっては 『弩= "大弓" に通ず』 と言っているものがあったりする
訳なのですが、とは言え六国史などでも床弩を疑わせるような記述もあったり (具体的には
島木史真 (しまぎのふひとしん) の新弩とその試射など) 、また直接 『手弩』 と言う表記が
あったりと、事後には実質的に両方ともに存在したような記述もあるのですが、高句麗の朝貢の際の
モノについては、どちらであるのか、また両方であるのかは判然としません。
(もっとも、 (手) 弩・床弩の両方である、と言うのは考えにくいかも知れませんが……)

この辺も、そうそう答えは出ないのでしょうが、とりあえず疑問まで。



…………さて、では、長くなりましたが (_ _;;;) ……、今回はこれくらいでしょうか。
やはり、色々考えながら書く (キーボードを打つ) と、長くかかってしまいますね………… (_ _;;;;;)
本当は、一度ノートなりに文をまとめてからの方がいいのかな、とかと思わなくもないのですが、
はてさてどうなることやら………… f(^_^;)
…昨日は夕方、大体午後6時頃? から、少なくとも関東ではそれなりの規模の接続障害が
起きたようですね………… (- -;)
主にフレッツやひかり電話などが中心だったようですが、…実はそれ以外の環境のはずの
こちらも障害を食らってしまいました……… (_ _;;;)
現状こうして繋 (つな) いでいる限りではどうやら復旧したようですが、こういうものは、
できればあまり起きてほしくはないものです。 (汗)

…さておきまして、今回の本題をば。
タイトルの通り、とうとう、やってみてしまいました………… f(^^;;;;;)



え~、以前に こちらの記事 で書いたように、色々と検索している時に、偶然ですが
「岡山県 笠岡市 甲弩 (こうの) 」 …と言う地名を発見しまして。
さすがに "弩" の字を使った地名があるとは思いもよりませんで、驚くと同時に
何かいわれや由来があるか……と思ったわけなのです。

…そしてこれも当該記事の通り、問い合わせてみるか~、とも思いまして……。
とは言え、こういうものの問い合わせは不慣れである…と言うことも手伝って、どうにも
及び腰になり、結局知人にも相談してみたのですが……、やはり聞いてみた方がいい……と
言うことで、15日、とうとう笠岡市の方にメールを送ってみてしまいました。 f(^^;;;;;;;;;)

そんなこんなで、今はとりあえず返答待ちな状態です。
…果たしてどんなお返事が返ってくるものか、ちょっとドキドキだったりもしています。 (・・;;;)



色々考え出すとそれこそキリがないのですが (_ _;) …、とりあえず、今はおとなしく
先方からのお返事を待つことにします。

なお、もし由来などが明らかになり、なおかつ先方の許可があった際には、それを
ここで公開などすることを考えていたりします。
どうなるかは分かりませんが、とりあえず。



…………さて、では、今回はこれくらいでしょうか。
現状、上記の通り結構ドキドキです。 (汗)
果たしてどうなるでしょうか………… (・・;;;;;)
さて、先程 『業務連絡』 をあげましたが、今回はもう一つ。
今度はタイトルの通り、ちょっとした疑問です。

…とは言えこの "疑問" 、これの他にもありまして、……まあ………それにつきましては、
また後ほど書いてみようかと思っています。

では、今回の疑問をば。



…大体紀元前四世紀頃のギリシアに 『カタペルテース』 と呼ばれるものがあり、
それが 「弓」 や 「撚りばね」 を使ったものであったらしい、と言うのは 前記事 の通りです。

大まかな流れだけで言ってしまえば、初期に 「弓」 のものがあり、それから少しして
「撚りばね」 のものが出現したようですね。

……そこで少し思ったのですが、この 「撚りばね」 と言う発想、その発想自体は一体
どこから出てきたものなのでしょうか………?
『カタペルテース』 のために新規に設計などされたのか、それとも何か武器・兵器以外のもので
使われていたりして、それが転用されたりしたのでしょうか…………。

「撚りばね」 のものも、少なくとも二本のものは、やっていること自体は弓と似ています。
撚りばねにアームを差し込み、そのアームの片方の端同士を 「弦」 で結び、そして
その弦を使って矢や石などを発射する…。この仕組みは弓と大差ありません。

ただ、機構や材料は弓とは全く違うわけで、しかもこれがいつ頃から建造され使われるように
なったのかがよく分からないので、こんな疑問が出てきてしまったわけなのです。



……まあ、おそらく、現状では答えは分からないのではないか、と思っていたりします。
これはこの他の疑問にも共通するのかも知れませんが、とりあえずこんな疑問が出てきて、
そしてそれを書いてみた、…と言うことで。



…………さて、では、今回はこれくらいで。
おそらく次回もこんな感じで、疑問を書くと思います。
これ同様、答えは出にくいのかも知れませんが…………f(^_^;)
え~、毎度のんびりなここ 『玉座の間』 でございます。 (_ _;)
…さておきまして、今回はちょっと業務連絡です。



どうやら運営元の方で、大規模メンテナンスが予定されているようです。
具体的には2回の日付を違 (たが) えたサーバーメンテナンスだそうですが、
特に2回目はブログサービスを停止してのメンテナンスだそうです。

そんなこんなで、

5/8 (火) 深夜 00:30 ~ 07:00

この間はブログの閲覧ができない状態となるようです。



…上記の通り、該当時間はここなどが見られないと言うことをご承知置きください。 m(_ _)m

以上、業務連絡でした。
…え~……、今回はタイトルの件についてちょっと。
以前の 『Web拍手』 設置の時にはそれと同時に記事をあげていたのですが、今回は
何故か記事を書くのを忘れてしまっていました………… (_ _;)
…と言うわけで (汗) 、本文をば。



…タイトルの通り、 (4月) 23日に 『にほんブログ村』 さまに登録してみました。
ここは大小のカテゴリーがあり、登録時には自分のブログなどの趣旨に合った、また
最も近いカテゴリーで登録することができます。
ちなみにここ 『~玉座の間』 はサイドバーのバナーのとおり、「考古学・古代史」 に
登録させて頂きました。

バナーをクリックすればにほんブログ村さまを訪れることができますので、どんな所なのか
見てみたい方はクリックしてみて下さい。



………さて、では、手短ですが、今回はこれくらいでしょうか。
次回は最近ちょこちょこと出てきている疑問を書き連ねる、…かも、知れません。 (^^;)
…え~………、相も変わらずのんびりとした更新速度でやっております。(_ _;)
最近はネタにも詰まり、どうしたものか………と言った状況です。 (汗)

さておきまして (^^;) 、今回はちょっとしたおまけ記事…な感じです。
内容はカテゴリーの通り…と言うことで、では、本文をば。

※07.04.26. 、手稿の名称を (一応) 修正※



…もう発売からそれなりに経過していると思いますが、少し前にボーフォード・ジャパンが
発売した 『素描再現 (そびょうさいげん) 』 と言う、レオナルド・ダ・ヴィンチの手稿
(イル・コディチェ・アトランティコ (il codice atrantico) …でしたっけ?) の中の、
一部の機械類を立体化したフィギュアがありまして。
そのコレクションの中に何やら投石機のスケッチからのものがあるらしい……と言うことで、
…まあ、"そういう種類のものだ" と言うことまで含めて、 発売直後に箱買いしてみました。

箱買いと言うことで当然他のものもあるわけなのですが、ここでは趣旨に則 (のっと) りまして、
とりあえず上記の 「投石機のスケッチ」 からのもののみ写真をあげてみようと思います。

そのモノですが、こんな感じ ↓ でした。



これも含めて、一部のものは可動するようです。
とりあえずコレも発射アクションができる……と言うことで、早速やってみました。

…………正直な感想を言ってしまえば、

「…何じゃこりゃあ? ( ̄□ ̄;) 」

…………でした。 (汗)

何でも

1) 弓状に曲がった、内側のアーム? を絞り込む
2) それをコの字型になった金属パーツで上から押さえ込む
3) 発射体をコの字型金属パーツのすぐ下辺り (ガイド部内) に置く
4) 反対側の錘 (おもり) をガイド部後端に置き、結ばれた紐を引いて錘を落とす
5) すると、発射体が発射される

………だそうで。
説明書を見ても初めは何をどうすればいいのかよく分からなかった………のは、…まあ、
あまり重要な問題ではありません。 (汗)

確かに構造そのものは、当時らしく? それなりに簡素です。
構造が簡素ですから、建造コストもさほどかからないかも知れません。
…ただ………何と言うか、実際に建造したとして、果たしてこれがどれくらいの飛距離を
稼げたものなのか、そう言った辺りに非常に疑問を感じてしまったりしたわけなのです。 (汗)

…そこについてはあまり突っ込むつもりはありませんので、とりあえずはこれくらいで。 (_ _;;;;;)



…何と言うか、コレを見てみて、紀元前のギリシアなどの技術について、改めて (…変に?)
関心したりしてしまいました………。 f(^_^;)



…………それでは、今回はこれくらいでしょうか。
果たしてこのカテゴリー、記事が増えることはあるのでしょうか………… σ(^_^;;;;;;;;;)
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青龍弩↑
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「めんどくさい」とか何とか色々言いながら、気がつけば
『自由研究』とも長い付き合いに。
…何だかんだで一つのことに
のめり込むタイプのようです
f(^_^;)
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